具志堅さん、新たな勲章 殿堂入り祝い「たすき」


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殿堂入りを祝してたすきが掛けられた具志堅用高さんの銅像とともに、観光客と記念撮影する中山義隆市長(右)=12月25日、石垣港離島ターミナル

 【石垣】石垣市出身のボクシング元世界チャンピオン、具志堅用高さん(59)の国際ボクシング殿堂入りが決まったことを受け、石垣市は12月25日、石垣港離島ターミナルにある具志堅さんの銅像に記念のたすきを掛け、殿堂入りを祝した。

 具志堅さんはライトフライ級で13連続世界王座防衛の日本記録を持つ。昨年暮れに国際ボクシング殿堂が殿堂入りを発表し、ことし6月にボクシング殿堂のある米ニューヨーク州カナストータで式典が開かれる。
 銅像はチャンピオンベルトを巻き、グローブを着けた両手を高々と掲げたポーズの具志堅さんを表現しており、2013年12月に設置された。
 中山義隆市長は「観光客にも具志堅さんの偉業と殿堂入りを祝ってもらいたい。受賞後は凱旋(がいせん)を期待している」と話した。