宮古・八重山から夢舞台 児童生徒ら芸能を披露


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共演する宮古、八重山の子どもたちと南風原高校の生徒=4日、浦添市の国立劇場おきなわ

 離島で芸能を学ぶ子どもたちに大舞台を経験させ、意欲を高めようと「第2回夢ステージ」が4日、浦添市の国立劇場おきなわで開催された。オーディションで選ばれた宮古、八重山の小中高生と県立南風原高校の生徒合わせて60人が生き生きとした舞台を見せた。

 宮古文化芸能社(宮古島市)、白保企画(石垣市)の両社が県と県文化振興会の支援を受けて主催した。子どもたちは合宿を通して芸を磨き、本番では芝居仕立てで宮古、八重山、沖縄の民謡や舞踊を披露した。
 石垣市立伊原間中学校2年の志田穂花(しだ・ほのか)さんは「地元の文化を次の世代につなげていきたい」と力強く話した。宮古島市立久松中学校3年の譜久島雄太君(ふくしま・ゆうたくん)は「高校生や八重山の子は堂々と歌っていてすごい。負けないように頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。
 10日午後4時から石垣市の大川公民館、2月1日午後5時から宮古島市のマティダ市民劇場で凱旋公演がある。問い合わせは宮古文化芸能社(電話)0980(73)0111、白保企画(電話)0980(86)7885。