石垣市入域111万人 19%増、消費額656億円


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 【石垣】2014年の石垣市入域観光客数(速報値)が前年比19・0%増の111万5330人で過去最高を更新した。市が6日までにまとめた。

与那国島を含む14年の八重山入域観光客数が、13年の94万2964人を上回り過去最高となるのは確実で、110万人を突破するのは初めて。
 2013年3月の新石垣空港開港に伴い本土直行便が新設、増設されたほか、格安航空会社(LCC)が就航し、観光客数が増加した。台湾など海外からのクルーズ船寄港も順調に伸びた。
 県八重山事務所によると、八重山入域観光客数は12年11月から25カ月連続で前年同月比を上回り、14年は11月までに105万人を突破した。市によると、観光客による14年の消費額は656億9千万円と推計。県八重山事務所も14年1~11月の圏域への経済効果は610億円と推計しており、八重山が沖縄観光を押し上げる大きな柱になっている。