役所バンド「AKM75」活動広げる 「名護盛り上げたい」


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仕事始めで、オリジナル曲「がじゅまる」を演奏するAKM75のメンバー=5日、名護市役所

 【名護】名護市職員4人が昨年9月に結成した役所バンド「AKM75」(あけみおなご)が徐々に活動を広げている。仕事始めの5日には稲嶺進市長の訓示の後、オリジナル曲「がじゅまる」を演奏した。まだ駆け出しのメンバーらは「市民が元気になれる曲を多く届けたい」と述べ、市内イベントでの演奏を計画している。

 メンバーは仲原由香里さん(35)、照屋宏樹さん(24)、比嘉龍也さん(24)、阿波根昌道さん(32)。
 昨年9月に比嘉さんと阿波根さんが職場の飲み会でバンド演奏を披露した際、好評だったためにほかの2人に声を掛けて結成した。
 これまでに市営市場のイベントに出演したほか、昨年12月の第27回名護・やんばるツーデーマーチでは、イベントを題材にしたオリジナル曲「歩いていこう」を演奏した。
 数年前からバンド活動を続け、作詞作曲も手掛ける阿波根さんは「ポジティブな内容で市民が元気になれる曲を作っていきたい」と意気込む。
 5日に演奏した「がじゅまる」は比嘉さんが、温かい人情あふれる名護や沖縄の良さをイメージして作詞作曲した。「上司の前での演奏は緊張した」と笑う比嘉さんは「これからはいろんなイベントに出て、名護を盛り上げていきたい」と語った。