翔南製糖が操業開始 原料生産量9万トン見込み


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製糖工場の操業開始に合わせ、トラックで工場に搬入されるサトウキビ=15日、豊見城市長堂の翔南製糖

 【豊見城】翔南製糖(仲里源勇社長)は15日、2014年―15年期の操業を開始した。収穫したサトウキビを載せた大型トラックが豊見城市長堂の製糖工場に次々と集まり、作業員が搬入作業を行った。
 関係者を招いた操業開始式が同日午前に開かれ、操業期間中の安全を祈願した。仲里社長は「工場周辺は2万5千台余りのトラックが行き来するが、関係者が結束して無事故・無災害で乗り切りたい」と述べた。
 今期のサトウキビの原料生産量は前期比6・1%増の約9万トン。1日で工場に運ばれる量は約1300トンでトラックの車両でおよそ270台分となる。今期の製糖日数は70日で製糖終了日は3月25日の予定。24時間体制で製糖作業を行う。
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