ピーマン「1100トンに」 八重瀬町増産宣言


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ぐしちゃんピーマンを使った料理を試食する参加者たち=15日、八重瀬町の大頓ピーマン選果場

 【八重瀬】八重瀬町の大頓ピーマン選果場で15日、「ピーマン増産推進大会」(主催・JAおきなわ具志頭支店、同野菜生産部会)が開かれた。JAおきなわ職員や生産者らが参加し、同町産の「ぐしちゃんピーマン」の増産と安定した出荷を目指す「ピーマン増産宣言」を採択した。

 八重瀬町は2006年、ピーマンの拠点産地として県の認定を受けた。現在、野菜生産部会に所属するピーマン農家は56戸で、全農家が環境保全型農業に取り組むエコファーマーの認定を受けている。同部会によると、13年10月~14年6月までの具志頭支店の出荷量は1037トン。今期は1100トンの出荷を目指す。