SF作家の平井和正さんが死去 「幻魔大戦」シリーズなど


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「幻魔大戦」シリーズや漫画「8マン」の原作などで知られるSF作家の平井和正(ひらい・かずまさ)さんが17日午後8時5分、急性心不全のため神奈川県鎌倉市内の病院で死去した。76歳。神奈川県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は長男新(あらた)さん。

 中央大在学中の1961年にSF雑誌の奨励賞を受賞し作家デビュー。63年に原作を担当した「8マン」は、自ら脚本を手がける形でテレビアニメ化され、同時期の「鉄腕アトム」と人気を二分する大ヒットとなった。
 「幻魔大戦」シリーズは、石ノ森章太郎さんとの共作漫画を基に79年に小説版の刊行がスタート、映画化もされた。
(共同通信)