シャープ、業績下振れ 営業減益、通期赤字も


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 経営再建中のシャープは19日、2015年3月期の業績に関し「予想を下回る見通しで、修正を検討中」と発表した。14年4~12月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期の814億円から半分程度に減る見通しだ。
 主力の液晶パネルの収益性低下などが原因。15年3月期は、純損益が300億円の黒字と予想していたが、赤字に転落する可能性もある。
 16年3月期を最終年度とする中期経営計画を今春にも見直し、18年3月期までの新たな計画を練り直す見込み。主要取引銀行から、経営責任の明確化や人員削減など追加リストラを迫られそうだ。
(共同通信)