【アメリカ】南加県人会が50周年 モンテベロで記念式典


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祝賀会終了後喜びを分かち合う比嘉朝儀実行委員長(左)と松岡八十次50周年記念誌編集委員長=モンテベロ市クイエットキャノンホール

 南カリフォルニアの日系社会で大きな規模を誇る団体の一つで、38県人会が加盟する南加県人会協議会が、2014年9月14日に50周年を迎え、記念祝賀式典がモンテベロ市のクワイエットキャノンホールで盛大に催された。

 同協議会は、13年3月に創立50周年実行委員会を立ち上げ、実行委員長に北中城村出身の比嘉朝儀さん(74)を選出した。実行委を月1回開き、記念祝賀式典へ向けて綿密な作業を続けてきた。一つの目的を成し遂げるために、各実行委員の会員が総力を結集、式典成功に全力を注いだ。
 比嘉さんは記念式典終了後、「本日の式典は、南加県人会協議会の揺るぎなき基盤を築き上げた物故会員と創立当初からの会員らの苦労とたゆまぬ努力のおかげと感謝したい。“人材こそ要”であり、その人材を生かし、協議会と日系社会のさらなる発展を願う」と謝意を表した。
 50周年記念誌発刊には、松岡八十次さんを編集委員長に、編集委員らが尽力。財政面でも三宅明己広告委員長ほか担当者の献身的な努力と広告提供者の支援により、素晴らしい記念誌発刊が期待される。
 比嘉さんと松岡さんは、共に県人会協議会のために心血を注いできた仲間同士だ。記念式典実行委総務委員長は当銘貞夫14年度会長だった。
(当銘貞夫通信員)