県産素材で新スイーツ 女性パティシエが開発


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 JALホテルズは19日、コラボレーション企画第2弾として県産素材を生かした「美らショコラ」を2月1日から3月31日までの期間・数量限定で発売する。19日に発表した。

県内五つのJALホテルズから女性パティシエ5人が集まり、初めて商品開発した。5ホテルがある地域の特産品を活用し、濃厚で爽やかな味わいを表現した。1個650円(税込み)で各ホテルのカフェやラウンジで販売する。
 美らショコラは、1~3月に収穫時期を迎える国頭村のタンカン、読谷村の製糖工場で精製された上質な黒糖、那覇市首里を代表する泡盛、濃厚な黄身を持つ八重瀬町の琉球卵、島コショウ「ヒバーチ」を組み合わせた。サクサク食感のタルト生地を土台にし、タンカンマーマレード、フォンダンショコラを重ねた。
 ホテル日航アリビラヨミタンリゾート沖縄の上門(かみじょう)梨乃氏は「5種類の素材の長所を消さず、商品開発することが難しかった」と話した。

「美らショコラ」の商品開発を手掛けた5人の女性パティシエ=19日、那覇市首里のホテル日航那覇グランドキャッスル
県内五つのJALホテルズが2月1日から発売する「美らショコラ」