快速バス「発車」 首里駅―琉大、1日往復45便


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19日から始まったモノレール・バス乗り継ぎ実証実験による首里駅琉大快速バス=19日、ゆいレール首里駅

 県は19日、首里駅琉大快速バスの出発式を沖縄都市モノレールの首里駅で開いた。那覇バスが往復合わせて1日45便を運行する。乗り継ぎ割引も用意している。運行中も学生の意見を反映させ改善していく。

公共交通利用の促進に向けたモノレール・バス乗り継ぎ実証実験で、7月まで実施し実績を分析して本格運行するか判断する。
 モノレールの仲吉良次社長は出発式で「バスとモノレールを乗り継ぐ快速バスの運行が交通の便を改善し、路線周辺の学生が自動車から公共交通へ移行することを期待している」とあいさつした。
 運営する那覇バスの真栄城朝雄業務部長は「4月には新入生でいっぱいになるが、夏休みが終わると、学生は自動車免許を取得するからか、急に利用客が減る。今後も使ってもらえるよう充実させて、利用客が増えるようにしたい」と述べた。