中国GDP鈍化、昨年7・4%増 不動産不況、24年ぶり低水準


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 【北京共同】中国国家統計局は20日、2014年の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年比7・4%増だったと発表した。1989年の天安門事件後の国際的な経済制裁で3・8%に落ち込んだ90年以来、24年ぶりの低水準となった。不動産不況を背景に経済が減速した。
 米国に次ぐ世界第2位の経済大国である中国の成長鈍化は、国際経済の不安材料になりそうだ。
 13年の7・7%から下落した。政府目標の7・5%も割り込んだ。政府目標を下回ったのはアジア通貨危機の影響で減速した98年以来。
 不動産開発投資の伸びが10・5%と、前年の19・8%から急減速した。
(共同通信)