東町と西町の歴史学ぼう 来月、活性化へフォーラム


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東町と西町の歴史や活性化を考える一連の事業を開催するサンシャイン通り会の森山紹作会長(右)、比嘉司さん=14日、那覇市の琉球新報社

 那覇市の東町と西町を通るサンシャイン通り会(森山紹作会長)の地域商店街活性化事業「温故知新で地域を元気に」の一環でフォーラムが2月11、14日のいずれも午後3時から、ネストホテル那覇(旧不二ホテル)で開かれる。
 2月11日は「語やびら昔那覇」と銘打ち、琉球歴史研究家の上里隆史さんを講師に招く。14日は「ここから明日へ」と題し、東町と西町の活性化について地域の関係者が議論する。同ホテルロビーには、市歴史博物館に常設される「昭和のなは」復元模型(ジオラマ)を9日から15日まで展示する。
 通り会の森山会長と比嘉司さんが14日、琉球新報社を訪れ、期間中の多くの来場を呼び掛けた。森山会長は「この街に住み、働く者として、ここがかつてどういう街だったかを一緒に勉強したい」と話す。
 琉舞や古典演奏家、ピアニストやバイオリン奏者を招いた参加無料のコンサートは13、14の両日いずれも午後6時半から、サンシャイン通りに昨年11月に移転したカメラのモリヤマART2階で開く。
 ガイドと歩くまちまーいは11日と14日のいずれも午後1時から、かつては中国の冊封使を出迎えた玄関口、現在はアジア物流の拠点となる新旧の街の歴史を学び、散策する。参加申し込み、問い合わせは(電話)090(3790)4050、またはevent@naha-sunshine.jp