渡嘉敷で初の映画ロケ リリーさんら出演「シェル・コレクター」

渡嘉敷村での映画ロケで記者会見を行う(左から)坪田義史監督、俳優の池松壮亮さん、リリー・フランキーさん、橋本愛さん、大城良孝渡嘉敷村副村長=20日、渡嘉敷村阿波連ビーチのクバノクシの砂浜海岸

 【渡嘉敷】渡嘉敷村で初となる本格的な映画「シェル・コレクター/貝を集める人」の撮影が11日から29日まで、村の阿波連ビーチのクバノクシ海岸をメーンに行われている。
 映画スタッフ、出演俳優ら約40人が村阿波連に宿泊。海岸周辺には撮影セットなどが設置されている。地元からも、エキストラ数十人が出演するなど村挙げてロケに協力している。

 主役はリリー・フランキーさんほか、寺島しのぶさん、池松壮亮さん、橋本愛さんなど有名キャストが名を連ね、オール沖縄ロケで行われる。
 ストーリーは、沖縄の弧島で厭世(えんせい)的隠居生活を送っていた盲目の老貝類学者が、ある女性の奇病を偶然にも貝毒によって治したことで、派生する苦悩と葛藤、自然の英知への目覚め、諦めの先にある生きる意志を描いている。
 20日、村で記者会見した坪田義史監督は「この作品の美しい自然に対峙(たいじ)する人間を描くには、日本では沖縄しかないと思い、全編沖縄に置き換えた。離島ロケ地は渡嘉敷村がこの作品にぴったりだ」と選んだ理由を語った。
 松本好勝渡嘉敷村長は「本村で初の映画ロケに村民みんな喜んでいる。島の美しい自然が世界にPRできるチャンス」と感謝した。
 2月上旬にクランクアップの予定。沖縄観光コンベンションビューローが支援している。公開は東京・沖縄を皮切りに2016年公開予定。(米田英明通信員)



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