リウボウホールディングス(那覇市、糸数剛一社長)は20日までに、傘下のデパートリウボウ内の全ての照明をLED化した。館内約2万本の電球をLED化することで消費電力の58%が削減される。
LED化に際しては、廣済堂(東京)とMASS(大阪)が共同で、デパート内のテナント企業やバックオフィスの電球を1球ずつ確認し、色や明るさなどを調整した。
リウボウインダストリーの我那覇学常務は「全館をLED化することで、お客さまに商品を見やすくすることができる。また、環境にも配慮することができると同時に、(発熱が少ないため)エアコンの温度調整もしやすくなり、従業員の労働環境の改善にもつながった」と話した。
廣済堂ライフコミュニケーション事業部の渡辺義和事業部長は「これまで全国でデパート約50店舗のLED化に取り組んできた。リウボウでの取り組みを生かし、沖縄でのLED化を進めていきたい」と話した。
リウボウでは、現在スーパー2店舗でLED化を進めている。