ウィンドウズ10を無償提供 マイクロソフトが戦略転換


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 【ニューヨーク共同】米マイクロソフト(MS)は21日、今年後半に発売する次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」を発売から1年以内に限り「7」以降の利用者に無償提供すると発表した。新OSを有料としていた従来の戦略を転換し、既に無償化している米アップルや米グーグルに対抗する。
 MSは、パソコンのOSでは圧倒的なシェアを持っているが、普及が加速しているスマートフォンではアップルやグーグルに出遅れている。パソコンとスマートフォンとの連動性を高めた新OSを無償提供することで、シェア拡大を目指す。
 「10」には新たな閲覧ソフト「スパルタン」(仮称)も搭載した。
(共同通信)

21日、米ワシントン州のマイクロソフト本社で、ウィンドウズ10の関連イベントに参加した同社のナデラ最高経営責任者(AP=共同)
21日、米マイクロソフトが発表した「ホロレンズ」(同社提供・共同)