「夜香木香水」甘い香り 石垣商工会、全国で部門優秀賞


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石垣市商工会フレグランス委員会が商品化した「石垣島オールドパルファムNUCHIGAFU(ヌチガフ)」

 【石垣】石垣市商工会が企画・販売を手掛ける夜香木の香水「石垣島オールドパルファムNUCHIGAFU(ヌチガフ)」が「第1回香り―1グランプリ」のプロダクト部門で準グランプリに当たる優秀賞に輝いた。

 同グランプリは全国一の香りを決めるとともに、各地の香りの魅力を広めようと、香りマーケティング協会が企画し、初開催され、11日に東京都で表彰式が開かれた。
 ヌチガフは石垣島に自生し、夜になると咲き始める「夜香木(ナイトジャスミン)」のほのかな甘い香りを表現。市商工会フレグランス委員会が資生堂と共同で企画し、新石垣空港開港に合わせ開発した。資生堂に製造を委託し30ミリリットル2500円(税抜き)で販売している。
 アロマやスイーツ、匂い袋や香水などを対象にしたプロダクトの4部門に全国から応募があり、計41品が予選を通過。香り専門家や、一般の投票による最終選考でグランプリなどが決まった。
 フレグランス委員会の浦内由美子委員長は「受賞はうれしい。いい宣伝につなげ石垣島の新たな特産品として広めたい」と意気込みを語った。