沖縄ライカム4月25日開業 53%が初出店 毎日昼夜イベントも


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イオンモール沖縄ライカムについて会見するイオンモールの岩本博専務(右から2人目)と北中城村の新垣邦男村長(同4人目)=26日、那覇市のザ・ナハテラス

 イオン(千葉)は26日、北中城村の米軍泡瀬ゴルフ場跡地に建設中の「イオンモール沖縄ライカム」を4月25日午前9時に開業すると発表した。同社141番目のモールとなる。九州地区初出店の46店を含め沖縄初出店116店が入居、全約220店のうち約53%を占める。イオンモールの岩本博専務は会見で「年間1200万人の来場を想定しており、80%は沖縄全体から。その上で観光客は韓国や台湾を中心として沖縄に来たら一度はライカムに来ていただきたい」と述べた。

 モール内に出店する総合スーパーのイオンライカム店の約450人を含め全体で約3千人の雇用を予定している。施設内では365日、毎日昼夜イベントを開催する。沖縄美ら島財団と協業し、沖縄の魚約25種1千尾が回遊する大水槽「ライカムアクアリウム」を設置する。
 沖縄ライカム開業に合わせて周辺自治体の連携を図るため、北中城村と沖縄市、北谷町の3市町村で連絡協議会(仮称)を設立する。北中城村の新垣邦男村長は「要望があれば中部圏域に広げたい」と話した。
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