17年J2入り目指す FC琉球来季新体制


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シーズンを前に意気込むFC琉球の薩川了洋監督(前列左から4人目)と新加入選手ら=26日、沖縄市の沖縄商工会議所ホール

 サッカーJ3のFC琉球は26日、沖縄市の沖縄商工会議所ホールで2015年シーズンの新体制発表会見を開いた。薩川了洋監督や12人の新加入選手らが今季への意気込みを述べた。下地良代表は「17年のJ2入りを目指す。そのためにチームとしてのベースを上げていきたい」と宣言した。

 3年目となる薩川監督は9位に終わった昨シーズンを「勝ちきれないところが課題だったが、今季に向けて土台がつくれた」と振り返り「そこにプラスしてバランスよく補強ができた。常に上位で優勝争いできるようにしたい」と抱負を述べた。
 下地代表は「ことし1年は結果にこだわり、常に4位以内に入っていられるチームを目指す。16年にはJ3優勝するか、入れ替え戦に勝利して17年にJ2入りしたい」とステップアップを誓った。
 また、下地代表は、早ければ今季中にもU―18チームを立ち上げることも表明した。
 新主将には33歳でチーム最年長のFW中山悟志が選ばれた。FW真栄城兼哉の退団で空いた背番号10はMF富所悠が背負う。チームはその後、西原町民陸上競技場で初練習を行った。
 J3は3月15日開幕。FC琉球は午後1時から、YS横浜と県総合運動公園陸上競技場で対戦する。