琉球新報社 【ワシントン共同】米通商代表部（ＵＳＴＲ）のフロマン代表は２７日、上院財政委員会と下院歳入委員会がそれぞれ開いた通商政策に関する公聴会に出席した。環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉を「今後数カ月以内の短期間で妥結させる」と意欲を表明した。
フロマン氏は、交渉が大きく進展していると説明した上で「最終合意の輪郭が明確になりつつある」と訴えた。
日本との関税協議では、自動車や農業の市場開放に向けた隔たりが埋まりつつあるとして「近く包括的な合意が得られる自信がある」と強調。日本が守ろうとしているコメについては「質と量の双方で市場開放の拡大を迫っている」と話した。
（共同通信）
