景気判断、10地域で据え置き 財務省


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 財務省は28日、全国財務局長会議を開き、昨年10月からことし1月の経済情勢報告をまとめた。地域別の景気判断は、上方修正した北陸を除く10地域で据え置いた。全国の判断も「一部に弱さが見られるものの、回復の動きが続いている」とし4回連続で据え置いた。

 個人消費は基調として緩やかに回復しており、生産もばらつきはみられるものの持ち直しの動きがあると分析。雇用も改善傾向とした。先行きは所得増で景気回復が期待されるとの見方がある一方、海外経済が悪化して国内景気に影響を及ぼすリスクを警戒する声も各地域で出ている。
(共同通信)