スカイマーク、再生法申請へ 当面は運航継続、自主再建断念


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スカイマーク機

 経営再建中の国内航空3位のスカイマークは28日、自主再建を断念し、東京地裁に民事再生法の適用を申請する方針を固めた。同日夜の臨時取締役会で決める。当面の運航は継続する方針。今後は支援企業を探し、経営の再建を目指す。

 スカイマークは格安運賃を売りにした新興航空会社。「ドル箱」と呼ばれる羽田空港の発着枠を32枠持ち、全日本空輸や日本航空に対抗していた。
 しかし、ピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)やジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)など、より安い格安航空会社(LCC)が事業を始めて競争が激化。急激な円安も響いて、財務内容が悪化していた。
(共同通信)