久米島沖に国内最大級の鉱床 銅が豊富


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 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は28日、久米島沖で金属が積もってできる海底熱水鉱床を確認したと発表した。日本近海で見つかったものでは最大級と説明しており、商業化に向け掘削調査を進める。

 銅を豊富に含んでいるのが特徴で、これまでに見つかった大規模鉱床の3~4倍の経済価値がある鉱物を採掘できる可能性があるという。
 鉱床が見つかったのは久米島の西側約30キロの沖合。水深約1400メートルの海底で、南北約1500メートル、東西約300メートルの範囲に、鉱石が集まった地点が100カ所以上あった。
(共同通信)