経済

スタークルーズの出入国審査簡素化へ 滞在2時間延びる 

スタークルーズ社の「スーパースターアクエリアス号」=2014年4月6日、那覇港泊埠頭若狭バース

 台湾と那覇・石垣を季節運航するスタークルーズ社(マレーシア)のクルーズ船「スーパースターアクエリアス号」(約5万トン、定員1800人)が外国人乗客の出入国審査を簡素化する「船舶観光上陸許可」制度の適用対象となる見通しであることが28日、分かった。適用されれば、外国人乗客の沖縄での滞在時間が約2時間延び、観光できる地域が広がるほか、県内での消費額の増加も期待される。

 「船舶観光上陸許可」は法務大臣が指定するクルーズ船の外国人乗客を対象に、簡易な手続きで上陸を認める制度。これまで入国審査では外国人乗客の顔写真撮影や指紋採取などを行ってきたが、同制度が適用されると顔写真の撮影などが省略される。出国審査でも、入国管理局による対面審査がなくなる。
 現在クルーズ船で来沖する外国人客の多くは、出国審査を受けるため船が出港する2時間前に戻る必要がある。同制度が適用されれば、出入国審査が短縮され、滞在時間が長くなる。
 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)海外事業部の城間剛央主任は「観光客への利便性や満足度の向上が期待できる」と話し、県内観光関係者も「経済効果が見込まれる」と歓迎した。
 「スーパースターアクエリアス号」は2015年3~10月に那覇港と石垣港に計95回寄港する予定。
英文へ→Immigration time to be reduced for passengers of Star Cruises



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