消費者物価2・6%上昇 14年、バブル以来の上げ幅 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 総務省が30日発表した2014年平均の全国消費者物価指数(10年=100、生鮮食品を除く)は前年比2・6%上昇の102・7で、上げ幅はバブル末期である1991年(2・9%)以来、23年ぶりの大きさとなった。上昇は2年連続。昨年4月の消費税増税と円安に伴うエネルギー価格の上昇が影響した。
 消費税率が3%から5%に上がった97年(1・7%)や消費税導入時の89年(2・4%)と比べても上昇幅は大きかった。昨年秋以降は原油安によって伸びが抑えられているものの、家計の負担増が鮮明となった。
(共同通信)