県民や学生へIT(情報技術)関連企業のサービスなどへの理解を深める目的でIT津梁まつり2015が30日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで始まった。会場には、県内外の32のIT企業と工業高校や大学が商品やサービスを展示している。31日まで。
昨年は約2500人が参加し、今回は3千人の来場を目標に掲げる。関係者は「ITの魅力や面白さを体感しに来てほしい」と来場を呼び掛けている。
立体の像も造れる3Dプリンターの実演や子ども向けプログラミングなど、ものづくり体験コーナーが設けられている。このほか、図上の道をセンサーで探知して自身で歩むロボットのコンテストや、アニメのように人間が乗れるロボットの「スケルトニクス」も披露される。
IT関連企業の間では、人材の不足が喫緊の課題に挙がっており、県民の意識底上げを人材育成・確保につなげたい狙いがある。