“地産地消”多彩に 「花と食のフェス」きょうまで


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多くの家族連れでにぎわった「おきなわ花と食のフェスティバル2015」=31日、那覇市の奥武山公園

 「地産地消」をテーマに、新鮮な県産農林水産物や加工品などを広く集めた「おきなわ花と食のフェスティバル2015」(同推進本部主催)が31日、那覇市の奥武山公園で始まった。2月1日午後6時まで。地元の食材を使ったさまざまな料理の試食会や果樹、花卉(かき)などの品評会を開催したほか、生け花体験教室などがあり、会場は多くの家族連れでぎわった。

 今回は159団体が出展。県産食肉・加工品を買ってその場で焼いて味わえるバーベキューコーナーや海産グルメを試食して1位を決める「FISH-1グランプリ」など、参加型イベントも設けている。新たに、県内の6次産業化の取り組み事例を紹介するコーナーと、農林水産物の生産振興に関する試験研究を紹介するコーナーを設けている。
 八重瀬町から家族で来場した女性は「今回で2回目。花を買おうと思って来た」と両手に苗木を抱え、笑顔で答えた。