映画の都ハリウッドでエミー賞のメーキャップ部門最優秀賞を受賞した経験を持つ、日本人のメーキャップ・アーティストのカオリ・ナラ・ターナーさんがプロのメーキャップ法を指導する講座にこのほど、日本から10人が参加。このうち7人は沖縄の琉美学園の学生だった。
授業はターナーさんの自宅で行われ、10人に修了証書が授与されたほか、親睦会も開かれた。
琉美学園の学生は、同学園の呉屋良昭理事長と仲川美佐子秘書が引率した。ターナーさんによると、例年は、ホテルで実施しているというが円安ドル高の影響などもあって、今回は自宅で開催したという。
呉屋理事長は「受講者たちは本場アメリカで名高いターナーさんの技術を自分の目で確かめたいとの要望が強かった」と話した。
懇親会では、ターナーさんが振る舞ったビーフのリブアイ・ステーキやエビのバーベキューなどを堪能しながら、思い思いの感想を語り合った。
受講した那覇出身の祖堅由美さんは「将来美容師を目指しているが、本場アメリカまで来たかいがあった。日本に帰って役立てたい」と話した。
また、大阪出身の津田ひかりさんは「今回、プロが使う実物の道具を手に取ることができたのは大きな収穫だった」と語った。
(当銘貞夫通信員)
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