経済

MICE施設、豊崎かマリンタウン 県が最終調整

 県は3日までに最大収容2万人の大型MICE(企業の報奨旅行や国際会議など)施設の建設地を豊見城市豊崎地区と、与那原町と西原町のマリンタウン地区の2カ所に絞り込んだ。選定は最終局面を迎え、翁長雄志知事の調整を経て近日中に決定する見通しだ。昨年の県政交代で再浮上した那覇市の那覇軍港は、現在の米軍専用を日米共同使用に転用するめどが立っていないなど、2020年の運用開始の条件をクリアすることが難しいとみられる。

 県は、20年3月の那覇空港第2滑走路の供用開始と同年の東京五輪開催のタイミングを重視している。21年度まで毎年3千億円台の沖縄振興予算が確保できる見込みのため、20年のMICE施設の稼働を目指している。完成から逆算すると、15年度に導入の可能性調査と基本設計を実施する必要があり、建設地の選定が急がれている。計画では16年度に実施設計し、17年度に着工予定だ。
 豊見城市豊崎地区は20年の運用開始が可能で、周辺にアウトレットモールなど魅力的な商業施設が立地し、那覇空港からも15分圏内となる。
 与那原町・西原町のマリンタウン地区も20年までの運用開始ができるほか、建設用地を拡張することが可能。南風原与那原バイパスも開通する予定で、空港から25~30分圏内となる。
 当初、宜野湾市と浦添市を含む計5カ所が候補地に挙がっていた。その中で豊見城市と、与那原町・西原町のみが20年の運用開始が可能だったため、最終候補地に残った。



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