桜彩るキャンプ地に 浦添JC、運動公園に55本植樹


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東京ヤクルトスワローズのキャンプ地にヒカンザクラの苗を植えた浦添青年会議所のメンバーら=1月31日、浦添運動公園

 【浦添】浦添青年会議所(浦添JC、松田幸治理事長)は1月31日、浦添運動公園内にヒカンザクラの苗55本を植樹した。東京ヤクルトスワローズのキャンプインに合わせたもので、松田理事長は「満開の桜をバックにリポートされる数年後の絵が見えている」と桜の名所としてキャンプを盛り上げたいと意気込んだ。

 昨年、浦添JCは会員数の増加率が県内一だったことから、JC沖縄地区協議会と沖縄ブロック協議会から奨励金が贈られた。これを浦添のまちづくりに還元しようと桜植樹に活用した。
 植樹式に招待された地区協議会前会長の嘉数勇人さんは「このような形で資金が使われたことにとても感激している。浦添大公園まで桜がつながり、那覇近郊で花見を楽しめる場所になれば市民の誇りになる」と語った。
 寒空の下に集まった会員を前に、松田理事長は「名護城跡の桜が2万本なので浦添は3万本を目指す。ゆくゆくは名前も桜坂公園にして、福山雅治さんを招いて『桜坂』を歌ってもらって、とたくらんでいます」とあいさつして場を温めた。