激戦予想の直接対決 キングス、2位浜松とホーム2戦


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浜松との首位攻防戦に向けて熱のこもった練習を行うキングスの選手たち=5日、宜野湾勤労者体育センター

 プロバスケットボールTKbjリーグの琉球ゴールデンキングスは7、8の両日、那覇市民体育館に浜松・東三河フェニックスを迎えてホーム2連戦を行う。キングスの選手たちは5日、宜野湾勤労者体育センターで試合に向けた練習をこなした。

 現在、西地区の首位に立つキングスに対し、浜松は1ゲーム差の2位につけている。首位攻防戦となる浜松との試合に向けて、並里成は「ヤマ場の戦いになる」と気持ちを引き締める。日本代表の太田敦也や得点力のあるモー・チャーロを擁する浜松に対し、キングスがいかにして試合を優位に進めるかが見どころの一つだ。
 伊佐勉ヘッドコーチは「スコアが離れないクロスゲームになる」と激戦を予想する。相手の中心選手をチームディフェンスで抑える考えで「強いチームなのでお客さんの力も借りて勝利したい」と力を込めた。
 浜松には並里成の兄・祐(たすく)=美来工科高―中部学院大出=も所属しており、兄弟対決にも注目が集まる。キングス入りを決めた津山尚大は浜松戦からベンチ入りする。7日は午後7時、8日は午後2時から試合開始。