前社長がスカイマーク株大量売却 比率10%以下、影響力低下


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 民事再生手続き中のスカイマークの前社長で大株主の西久保慎一氏が、保有している同社株を大量に売却していたことが6日、分かった。2~4日に発行済み株式数の20・78%に当たる1898万株を市場で売り、保有比率は9・78%に低下した。関東財務局に6日に提出した短期大量譲渡に関する報告書で判明した。

 経営責任をとって社長を1月28日に辞任したことに続き、保有していた株式の過半を手放したことで、西久保氏のスカイマークへの影響力は急速に低下しそうだ。
 スカイマークの有価証券報告書によると、昨年9月30日時点の西久保氏の保有比率は30・56%だった。
(共同通信)