マック既存店売上高1・8%減 1月、異物混入響く


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 【ニューヨーク共同】米ファストフード大手マクドナルドが9日発表した1月の世界の既存店売上高は前年同月比1・8%減となった。異物混入問題による日本での販売不振が足を引っ張った。
 このうちアジア太平洋・中東・アフリカ地域が12・6%減と落ち込んだ。仕入れ先だった中国の食品会社の期限切れ食肉使用問題による品質不安で中国などでの売り上げも低迷した。一方、米国は0・4%増、欧州も0・5%増となり、それぞれ前年実績を上回った。
 日本マクドナルドホールディングスは既に、1月の日本の既存店売上高が38・6%減となり、12カ月連続で前年実績を下回ったと公表している。
(共同通信)