時間延長向け予算増 ワンストップ支援センター


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 県平和援護・男女参画課は2015年度予算案で、性暴力被害者の相談を1カ所で受け付けるワンストップ支援センターについて、前年度予算の1454万2千円から約3倍の4372万3千円を計上した。

2日にスタートしたワンストップ支援センター「#7001」は、現在平日午前9時から午後5時までの対応だが、今後の受付時間拡大と相談支援員の拡充を目指し、大幅な増額となった。
 また県障害福祉課は15年度の新規事業として、18歳以下の軽度・中等度難聴児者に、補聴器購入費の助成事業として約300万円を計上した。実施主体は市町村となる予定で、県・市町村が3分の1ずつ負担する。本人負担は購入費の3分の1となる。
 補聴器の購入費を助成する国の「補装具費の補助支給制度」は、身体障害者手帳保持者でなければ申請できない。軽度・中等度の難聴児者は身体障害者手帳の申請対象外で、これまで全額自己負担で補聴器を購入している。