沖縄関係路線を運航する航空6社の1月の搭乗実績が10日までにまとまった。合計搭乗者数は前年同月比4・3%増の121万3444人となった。年始や連休の影響があったほか、割引運賃の利用増や修学旅行生の増加などが全体を押し上げた。
日本航空(JAL)は6・6%増の24万5312人。那覇―羽田と那覇―伊丹はそれぞれ好調に推移した。
全日本空輸(ANA)は4・2%増の56万8091人。主要路線の那覇―羽田は修学旅行生の利用増などで前年を上回った。那覇―石垣と那覇―宮古は昨年より提供座席数を減らしたが、旅客数は前年を超えた。
日本トランスオーシャン航空(JTA)は2・8%増の21万9290人。割引運賃の利用増などで全体を引き上げた。
琉球エアーコミューター(RAC)は6・7%増の3万5681人。那覇―久米島や石垣―与那国が好調に推移した。
スカイマークは0・7%減の10万8756人。那覇―神戸などの減少が響いた。
スカイネットアジア航空(ソラシドエア)は13・6%増の3万6314人だった。