再生エネ課題でワークショップ NEDO、ハワイで開催


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 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は10、11の両日「第2回再生可能エネルギーワークショップ」を米国ハワイ州ホノルル市で開催した。沖縄とハワイ州の行政や研究機関、企業が参加し、島しょ地域特有のエネルギー課題の解決に向け、連携して取り組んでいくことを確認した。

 島しょ地域では再生可能エネルギーの接続可能量に限界が生じやすく、エネルギーの多様化が課題となっている。ワークショップでは両地域の現状や取り組みを報告し、互いのノウハウを交換しながら課題解決を図ることを確認。今回は民間から沖縄電力やハワイ電力が参加し、技術協力も確認した。
 10日、県系3世のデービッド・イゲ・ハワイ州知事があいさつ。玉城恒美・県商工労働部産業振興統括監が翁長雄志知事のメッセージを代読した。
 日米両政府と沖縄県、ハワイ州は、2010年に「沖縄・ハワイクリーンエネルギー協力に関する覚書」を締結している。