GDP、年率2・2%増 10~12月、3期ぶりプラス


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 内閣府が16日発表した2014年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除く実質で前期比0・6%増、このペースが1年間続くと仮定した年率換算で2・2%増と3四半期ぶりのプラス成長になった。
 米国や中国向け輸出が堅調だった。消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が一巡しつつあることを反映し、個人消費も持ち直しの動きが続いた。ただ年率3・9%程度の増加を見込んでいた市場予想は下回り、景気の本格回復には至っていない。
 個人消費は前期比0・3%増となり、設備投資も0・1%増。公共投資は0・6%増、輸出は2・7%増だった。
(共同通信)