無人機飛行、米当局が商用規則案 目視範囲で、夜間禁止も


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 【ワシントン共同】米連邦航空局(FAA)は15日、米国内での小型無人機の商業利用に関する規則の草案を発表した。操縦免許を簡易に取得できるようにする一方、飛行は操縦者が目視できる範囲に限定、夜間の飛行も禁止する。今後一般からの意見を募集し、AP通信によると最終的な規則策定は2~3年後の見込み。
 安全面から個別認可制となっている無人機の利用に一般的なルールを設け、幅広い活用を可能にする。ただ、飛行範囲を規制しているため、ネット通販大手アマゾン・コムが計画する無人機を使った荷物の配送など、現行案では実現が難しい利用法もある。最終案までには曲折が予想される。
(共同通信)