日本郵政の買収受け入れ発表 豪物流大手、6千億円


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 【シドニー共同】オーストラリアの物流最大手、トール・ホールディングスは18日、日本郵政の買収提案を受け入れると発表した。買収額は約65億豪ドル(約6千億円)で、日本郵政として海外で過去最大の買収となる。

 今年秋ごろに計画している株式上場をにらみ成長戦略を加速。ネット通販の分野などで海外事業を拡大し、アジアやオセアニアといった市場で事業を拡大する狙いだ。
 トールグループはアジアの物流網に強みを持ち、拡大するアジアの新興国の宅配便需要を取り込みたい日本郵政グループと思惑が一致した。
(共同通信)