ギリシャ、支援延長申請を検討 緊縮策拒否の方針は維持


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 【ローマ共同】ギリシャの債務問題をめぐる欧州連合(EU)との協議で、ギリシャ政府当局は17日、EU側に金融支援策の延長を申請することを検討していると明らかにした。支援条件など詳細は不明だが、EU側が求めている緊縮策を伴う支援ではなく、緊縮策を「切り離した支援」としており、EU側が受け入れるかは不透明だ。

 ギリシャのメディアによると、ギリシャ政府は18日に6カ月間の支援延長をEU側に申請する見通し。支援策には、緊縮策で困窮に陥った国民の人道的な救済策や、財政負担を伴わない労働条件の改善策などが含まれているという。
(共同通信)