ガソリン価格、7カ月ぶり上昇 原油相場が反転


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 経済産業省資源エネルギー庁が18日発表した16日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、9日の前回調査より1円90銭高い135円40銭だった。値上がりは昨年7月14日調査以来約7カ月ぶり。昨秋ごろから急落していた原油相場が、今月上旬に上昇したことを反映した。

 原油相場が上昇したのはこれまでの急落で世界の油田開発が鈍り、将来の供給量が減るとの観測が広がったためだ。調査した石油情報センターは「ガソリンの小売価格は来週も上昇する」と予想している。ただ原油相場が本格的に反転するのかどうかはまだ見通せない状況だ。
(共同通信)