日航、スカイ支援は「一切ない」 社長が否定


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 日本航空の植木義晴社長は18日の定例記者会見で、民事再生手続き中のスカイマークについて「スポンサー(になるのは)はわれわれが今すべき事ではないと判断し、手を挙げることは一切ない」と述べ、支援企業として名乗りを上げない姿勢を明確にした。

 スカイマークは12日からスポンサー企業を募集。ANAグループとオリックスが名乗りを上げることを検討しており、日航も名乗りを上げるかどうかに注目が集まっていた。植木社長が否定したことで、スカイマーク側の選択肢は狭まった格好だ。
 一方で植木社長は、再生計画がまとまった後に事業提携の申し出があれば「検討したい」との考えも示した。
(共同通信)