MRJ、5月29日初飛行 三菱航空機が調整 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」の飛行試験用機体=2014年10月、愛知県豊山町の三菱重工小牧南工場

 三菱航空機(愛知県豊山町)が開発を手掛ける国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の初飛行を5月末とする方向で調整していることが19日、分かった。5月29日を軸として、初飛行に向けたエンジンなどの最終試験を進める。
 6月中旬にフランスのパリで開かれる世界最大級の国際航空ショーを前に初飛行を成功させ、受注拡大を目指す。三菱航空機は当初、MRJの初飛行を4~6月と計画していた。
 MRJの飛行試験機は2014年10月に機体が完成。三菱航空機の親会社、三菱重工業の工場で部品の作動具合などを確認している。
(共同通信)