JTA乗務員、新聞手作り25年 来月100号


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「アテンションプリーズ」の編集メンバーら=19日、那覇市のJTA本社

 日本トランスオーシャン航空(JTA)の客室乗務員が編集する手作り新聞「アテンションプリーズ」がことしで満25年を迎え、3月1日に100号を発行する。

これまで県内イベント情報や航空機に関する話題などを紹介してきたが、100号から県内市町村についても取り上げる予定。
 「アテンションプリーズ」は1990年から客室乗務員4人でスタートした企画。編集メンバーは現在13人となり、全てボランティアで活動している。客室乗務員が薦める沖縄のスポットや機内での失敗談を紹介する「ドジワーデス」コーナーなどもある。月に1回編集会議を開き、3カ月ごとに発行してきた。那覇と宮古、石垣、与那国の各空港の出発ロビーなどで配布し、JTAホームページ「美ら島物語」でも配信している。
 「アテンションプリーズ」の責任者の亀川智子さんは「編集作業は大変だが、お客さんからもらう応援の言葉がモチベーション(やる気)となる」と話した。