炊き込みご飯でヒーローが対決 風評対策、福島と沖縄


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料理対決をする南相馬のヒーロー相双神旗ディネード(左端)と那覇市のムムヌチハンター=21日、那覇市ぶんかテンブス館

 福島県南相馬市のNPOフロンティア南相馬(草野良太代表)による全国ご当地ヒーロー料理バトルin沖縄が21日、那覇市ぶんかテンブス館で開かれた。相馬・双葉地区のヒーロー相双神旗(そうそうしんき)ディネードは福島県産米「天のつぶ」で炊き込みご飯を炊き、那覇市の美(ちゅ)ら結(ゆい)シンカムムヌチハンタはジューシーで“応戦”した。

那覇市のさいおんスクエアで22日午前11時から、ヒーローが福島県の食材をPRする「福島ヒーローズダイニング」を開く。
 福島県が進める風評対策の委託事業の一環で、全国のヒーローが集う「絆ヒーローズ」の縁でムムヌチハンターとの対決が実現。フロンティアの松村荘次郎さん(34)は「震災前、沖縄の給食では福島の米がたくさん使われていた。検査もされており安心なので、もう一度信頼関係を築けるようPRしたい」と話した。