【イギリス】「やぎの冒険」観客感動 ロンドン上映


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映画「やぎの冒険」を鑑賞する上映会の参加者ら

 「優れた沖縄発の映画作品をイギリスで!」との声を受け、2010年に公開され話題を呼んだ映画「やぎの冒険」(制作、配給・シュガートレイン)の上映会が1月31日、ロンドン中心部で開催された。

 「やぎの冒険」は当時13歳だった仲村颯悟監督の作品で、2009年の沖縄映像コンペティションで土台となる脚本が評価され、長編映画となったもの。上映会はロンドン沖縄デー実行委員会有志が開催し、会場は当初50人限定の予定であったが、申し込みが殺到したため80人に拡大しての上映となった。
 上映会に参加したスウェーデン人のサナ・エリクソンさんは「子どもの作った映画だと聞いていたのでクオリティーの高さに驚いた。脚本コンペティションで受賞して生まれた映画だと聞き感動している。景色の素晴らしさと沖縄の人の生活が興味深く、とても楽しめた」と感想を語った。
(森田恵美子通信員)