海の恵み、アーサ収穫 久米島小6年生が体験学習


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
アーサの収穫体験をする児童たち=12日、久米島町奥武島東海岸

 【久米島】久米島小学校6年生6人が12日、町奥武島東海岸の養殖場でアーサ(ヒトエグサ)の収穫体験を行った。

 同体験学習は、総合的な学習の時間を利用して、地域の人々や親が働く姿を見たり、一緒に体験したりすることで将来の夢や希望を広げることを目的としている。
 アーサ収穫は久米島漁業協同組合(渡名喜盛二組合長)のアーサ部会のメンバーが指導に当たり、網にびっしりと生えたアーサをはさみを使い丁寧に収穫した。この日は曇り空だったが、子どもたちは冷たい水の中に入り、収穫を楽しんだ。
 田端大睦君は「たくさん取ったはずのアーサが、絞ると少なくなっていたのでびっくりした。アーサ汁にして食べたい」と話し、嘉味田柚さんは「こつを教わりながら上手に収穫することができた」と笑顔を見せた。
(盛長容子通信員)