太陽光発電価格、3年連続下げ 企業は29円、家庭は33円


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 経済産業省の有識者委員会は24日、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づく2015年度の太陽光発電の価格について、主に企業が参入する出力10キロワット以上は14年度から3円下げ、1キロワット時当たり29円にする案を了承した。価格は6月まで適用し、7月からは太陽光事業者の利益を厚くする優遇措置をなくすため、27円に下がる。
 再生エネの柱となっている太陽光発電は3年連続の引き下げとなり、初の20円台になる。家庭が中心の10キロワット未満は14年度から4円下げ、1キロワット時当たり33円にする。
(共同通信)