岩手でエイサー交流 那覇市内中学生40人、スキー体験も


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 那覇市の子どもたちに異なる価値観や文化に触れてもらおうと、市児童生徒県外交流事業(那覇市教育委員会主催)が1月31日~2月4日、行われた。那覇市在住の中学生40人が岩手県を訪問し、現地中学生と一緒にエイサーを踊るなどして交流を深めた。

 生徒は4泊5日の滞在中、岩手県盛岡市の盛岡さんさ踊りを踊ったり、南部こけしの絵付けを体験してみたり、スキーを滑ってみたりと体験を重ねたほか、盛岡市の中学生にエイサーを教えるなどして交流を深めた。
 参加した城北中2年の天野彦乃さん(14)は「エイサー交流が一番心に残った。沖縄にこんなにも人を魅了できる伝統があったのかと誇らしく思えた」と話した上で「郷土への関心が深まったので、そのことを生かして自分の意見をしっかりと伝えることができる人になりたいと思った」と語った。