春節特需、3倍以上に 大阪の百貨店売上高


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高島屋大阪店で、ハローキティの商品を選ぶ中国人観光客ら=24日午後、大阪・難波

 中国の春節(旧正月)の連休が24日終わり、期間中に中国本土や香港、台湾から多数の観光客が大阪の百貨店を訪れた。外国人向け売上高の指標となる免税売上高は、各店で昨年の3倍以上に増加。これまで百貨店の閑散期とされた2月に、特需となった。

 大阪観光は、買い物や飲食が好きな中国人に人気が高い。関西空港への格安航空会社(LCC)の路線拡充や、円安も追い風となっている。
 難波の高島屋大阪店はもともと外国人客が多いが、今年の春節期間中は、免税売上高が昨年の約3・5倍に増え「混雑が激しい」(広報担当者)。ハローキティの文具や菓子、国産ウイスキーがよく売れた。
(共同通信)